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2025.02.05
2025年4月建築基準法改正について

いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。

岡山市や玉野市で注文住宅やリフォームを行っている前田住建です。

今回は“2025年4月建築基準法改正の中の省エネ性能について”のお話です♪♪


ポイント1: 「性能基準」と「仕様基準」の2つのポイントを解説
 

省エネ基準に適合する方法は2通り!
性能基準
計算を行い、基準適合を確認する方法。

 ・外皮性能:外皮平均熱還流率や平均日射熱取得率を計算

 ・一次エネルギー消費性能:暖冷房、換気、照明、給湯、エネルギー効率化設備を考慮して計算

仕様基準
計算を行わずに、仕様をチェックリストで確認する方法。

 ・外皮性能:躯体や開口部のU値・R値、日射遮蔽仕様をチェック

 ・一次エネルギー消費性能:設備仕様を確認

どちらの方法でも省エネ基準に適合できます!
 

2025年4月建築基準法改正についての投稿画像02

ポイント2:省エネ性能の基本!「外皮性能」と「一次エネルギー消費量」を解説
 

外皮性能
建築による省エネ手法!

 ・躯体の断熱

 ・開口部の断熱

 ・日射遮蔽

 一次エネルギー消費量
設備による省エネ手法!

 ・太陽光発電設備

 ・高効率の暖冷房・照明・換気・給湯設備

省エネ住宅を目指すためには、
これらの性能をしっかり考慮することがポイントです!
 

2025年4月建築基準法改正についての投稿画像03

ポイント3:「省エネ基準」と「ZEH基準」
 

 ・断熱等性能等級
   等級4:省エネ基準(最低基準)
   等級5:ZEH基準(誘導基準)

 ・一次エネルギー消費量等級
   等級4:省エネ基準(最低基準)
   等級6:ZEH基準(誘導基準)
より高い省エネ性能を目指すなら「ZEH基準」に注目!

2025年4月建築基準法改正についての投稿画像04

改正で何が変わるの?

 ・性能基準で申請する場合、事前に「建築物エネルギー消費性能適合判定」(省エネ適判)を受け、確認申請時に適合判定通知書を提出する必要がある

 ・省エネ基準適合を仕様基準で確認申請する場合には、建築確認の中で適合性を審査する為、省エネ適判が不要

 2024年4月1日「着工分」から申請方法が変更になるので注意が必要!